最終更新:2023/05/03
題目①:『双減』 政策の基に上海中学校における野外教育の在り方について研究
発表者:叶敬偉(上海市市北初級中学)
研究概要:
中等学校で野外教育の普及振興の可能性について、下記により検討を進めている。
“1.今の中学校における、野外教育に関する情報と学生だちの野外教育への意識をまとめる。 2.政府および中等学校の体育のシラバスから健康とスポーツのティーンエイジャーに関する方針を探している。政府の補助金と上海の周りの野外施設をまとめている。3.学生たち、親たちと教育者からの野外教育における意識を明らかにする。”
研究背景:2021年7月、中国教育部と国務院は義務教育における学生の宿題と塾の負担を軽減することを発表した。少子化対策の一環といえ、現代の中国では塾の教育費の負担がとても大きく、『2人目、3人目の子どもなんてとても無理』という親が多いため、その状況を打破したいようである。「住宅費と教育費の問題を解決しないと子どもを安心して産めない」と話している。政府は「子どもにお金と手間がかかりすぎている現状を改めないと少子化は解決しない」と考えているようである。続いている「双減」政策は塾の時間を制限して、学生のレジャー時間を保証し、それに応じて体育、芸能とアートに遣い時間を増やしている。